メディカルクリニック銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座2-10-11
TEL: 03-6260-6475 FAX:03-6260-6477

受付のアドレス:contact@medical-clinic-ginza.com

E-mail: keiohta@medical-clinic-ginza.com

内科/漢方内科/胃腸科/腫瘍外科/健康診断/在宅医療/オンライン診療/セカンドオピニオン


速報:ネット予約始動

2022年6月:
メディカルクリニック銀座の予約はネットから可能です。
また、セカンドオピニオンも含めて、オンライン診療にも対応できます。ぜひご利用ください。

 



★専門的な経験と知識を地域医療に活かす

自宅や職場に近い“かかりつけ医”を選ぶとき、患者の立場からすれば“腕”のいい医者、つまり臨床経験が豊富な医師に診てもらいたいと思うものだ。大学病院や市中病院でキャリアを積んだ専門医であれば、これまでの経験と知識を活かした診断・診療を行い、より専門性の高い治療が必要になった際には、専門病院など適切な医療施設とのつながりが深いので安心だ。

 TKC東京クリニックは、消化器疾患や糖尿病、整形外科、形成外科の専門医が在籍し、保険診療をベースに再生医療技術活用してトータル(Total)に健康(Kenko)をケア(Care)する。

 「胃がんや食道がん、大腸がんなど特に進行がんの外科治療と薬物療法に携わるとともに、早期からの緩和医療・ケア、栄養治療も含め多職種によるチーム医療を行てきましたので、これまでに集積した総合的な診療を地域医療に活かしたい」と太田医師は語る。

★消化器腫瘍外科医の経験を活かした診療

 太田医師は、消化管がんのスキルス胃がんや噴門部(食道胃接合部)がんなど、進行がんの集学的治療に携わってきた。集学的治療とは、がんの種類や進行度にとって手術、抗がん剤や免疫療法などを含む薬物療法、放射線治療のうち複数を組み合わせて治療することである。

 「特に進行がんの場合、集学的治療を継続する上で、がんに伴う症状や治療による副作用の軽減、合併症の予防・改善を目的として行う支持治療や、患者さんの栄養状態を改善して体力を維持するための栄養サポートチームの存在は重要です。なかでも、がんに伴う身体的・精神的・社会的な苦痛を和らげ、患者さんが自分らしく療養生活を送ることができるようにする緩和ケアは不可欠で、医師や看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士などの多職種による緩和ケアチームの役割は大きい。広い捉え方をすれば緩和ケアとは、がんのみならず、すべての医療を根底から支えるものだと思っています。」

 緩和ケアは、以前は末期状態で治療ができない患者が対象だったが、近年は、がんと診断された時点から緩和ケアを併用する傾向だ。その重要性をいち早く提唱し実践してきた現在のクリニックに活かし、がんの治療後の経過観察をはじめ、再発を予防するための生活習慣の指導も行っている。

 「自分が納得いく治療法を選択するためのセカンドオピニオンとしての相談にも応じています。

場合によっては、外科医として関連病院での手術に参加することも可能ですし、漢方薬の処方や希望する医療機関への紹介もします。国際医療福祉大学三田病院に勤務していたころ、港区在宅緩和ケア支援推進協議会に参加していましたので、自宅での療養にも対応できます。」

 がん患者やその家族が望む「生活の場」で、安心して一定レベル以上の緩和ケアや在宅療養の支援を受けられる医療・看護・福祉の体制づくりを推進する協議会とのつながりも含め、がんの治療前、治療中、治療後のケアまで一貫して診てもらえるので安心だ。また、がんなどで胃を切除したあとの様々な症状を軽減する「胃切除後障害対応施設」でもあり、必要に応じて管理栄養士もサポートしてくれる。

★専門医ならではの再生医療を用いた治療

 「クリニックを担当してから漢方薬の応用範囲が格段に増えましたね」と話す太田医師と漢方薬との出会いは、約35年前にさかのぼる。

 「手術のときに着用するゴム手袋に含まれる物質で手がひどくかぶれまして、このアレルギーを治したのが漢方薬でした。

 当時、術後の様々な消化器症状を緩和するために漢方薬を使っていたのですが、こんなに効果があるのかと実感し、漢方薬を熱心に勉強するようになりました。」

 クリニックでは消化器疾患のほかに糖尿病、整形外科、形成外科の専門医が在籍し、最新の知見に基づく治療を提供している。特徴的なのは、再生医療を応用した治療法を行っていることだ。

 すでに多くの大学病院でも実施されているPRP(多血小板血漿)療法を用いて、膝関節や筋、顔のシワやほうれい線などをとり若返るを図るため形成外科医による美容医療やアンチエイジング治療を行う。

 血液に含まれる血小板には、傷の修復を促進する物質(成長因子)を提供して痛んだ組織を元通りに治す“自己治癒”システムがある。このシステムをサポートするのがPRP療法で、欧米ではスポーツ選手などに行われる一般的な治療法だ。

 採取した自分の血液から血小板が多く含まれるPRPのみを抽出し、約10倍に濃縮した自己PRPを作成する。様々な成長因子を豊富に含む自己PRPを作成する。様々な成長因子を豊富に含む自己PRPを体の傷んだ部分に注射すると、その部分の組織の修復が促進され、早期治療や痛みの軽減効果をもたらすのである。

 「情報があふれる昨今、誤った判断に振り回されたり、不安を増長されたりしている患者さんやご家族に、一般の保険診療はもちろんのこと、再生・細胞医療についても、現在考えられるベストな治療方針を示し、前向きに共に歩みたいと思っています。」

 そんな太田医師がライフワークの一つとして取り組んでいるのが音楽療法だ。

 「海外を中心に日本でもがんの手術前後の患者さんの不安や痛みが軽減したという研究がありますが、さらにエビデンスを集積し医療への応用を推進したい。」と熱く語る。

 実は、GK子供唱歌隊(現NHK熊本児童合唱団)に所属し、将来は東京藝術大学声楽科への進学を夢見ていた時代もあったそうだが、バリトンのよく通る声に魅了される患者も多いに違いない。

私はふだん消化器外科のがんの専門医として多くの患者さんを診ていますが、その中にはセカンド・オピニオン(第三者の意見)を求めて来られる方がたくさんいらっしゃいます。

他の病院でがんと診断されて治療方針の説明を受けたけれども満足できず、

はたして自分はベストの治療を受けているのだろうか?

ほかにもっとよい治療法があるのでは?

などの不安を抱える患者さんとそのご家族です。

情報があふれる昨今、誤った判断に振り回されたり、不安を増長されたりしている患者さんに、現在考えうるベストの治療方法を客観的に明示したいものです。

私の専門分野は胃がんで「スキルス胃がん」や「噴門部がん」と日夜健闘しています。

(前任地でのインタビュー記事)


あなたを慰め、あなたの苦痛を和らげ、

あなたの病を癒すことに尽くしたいと思います。

共に歩みましょう。

どんな時も、常に前向き思考(志向)で行きましょう。